ブラジリアンワックスの作り方|レモン・はちみつなしでレンジで作れる?

ブラジリアンワックスの作り方についてこんな疑問を持っていませんか?

  • どんな材料が必要?
  • 上手に作るコツってある?
  • レモンやはちみつがなくても作れる?

ブラジリアンワックスは300円ほどで作れるため、お金をかけずに脱毛したい人にぴったりです。
そこでこの記事では、ブラジリアンワックスの作り方や上手に作るためのコツについて紹介します。

「レモンやはちみつがなくても作れるのかどうか」や「ブラジリアンワックスの使い方」についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1.シュガーワックスを作るために必要な材料

1.シュガーワックスを作るために必要な材料

シュガーワックスは次の3つの材料があれば簡単に作ることができます。

【シュガーワックスに必要な材料】

  • 砂糖 2カップ
  • 水  1/2カップ(100cc)
  • レモン汁 1/2カップ(100cc/2個)

砂糖は、グラニュー糖や上白糖、三温糖など何でもOKです。
レモン汁は次のどちらかを準備しましょう。

  • 生のレモン2個を絞ったもの
  • 市販のレモン果汁

上記の分量で、2回ほどVIO脱毛を行えます。
予算があれば、はちみつやバニラエッセンスも加えてみましょう。

【シュガーワックスにできればプラスしたい材料】

  • はちみつ 大さじ4(保湿したい時/常温で使いたい時)
  • バニラエッセンス 15滴(香りを楽しみたい時)

はちみつを入れずに作った方が、しっかりめに毛が抜けます。
ただし肌への刺激も強くなるため、肌が弱い人は、はちみつを入れた方が安心です。

また、はちみつを大さじ4加えれば、市販のブラジリアンワックスに近いテクスチャに仕上がります。
常温でも使えるワックスを作りたい人は、はちみつを加えるのがおすすめです。

香りを楽しみたい時は、バニラエッセンスも準備しておきましょう。

2.ブラジリアンワックスの作り方

2.ブラジリアンワックスの作り方

材料が揃ったら、次の5つの道具を準備しておきましょう。

【シュガーワックス作りに必要な道具】

  • 耐熱性の容器
  • 焦げ付きにくい鍋orフライパン(ホーロー鍋がおすすめ)
  • 木べら
  • スプーン
  • ボウル

シュガーワックスは200℃以上になるため、耐熱性の容器を準備しておく必要があります。
焦げ付きにくく、鍋の底を確認しやすいホーロー鍋を使うのがおすすめです。

ではシュガーワックスの作り方を詳しく説明します。

【シュガーワックスの作り方】

  1. レモン半分に切って絞る(種や皮は入れない)
  2. ボウルにレモン汁2分の1カップを入れる
  3. ②に水2分の1カップを入れる
  4. ③に砂糖2カップ(はちみつ大さじ1~4)を入れよく混ぜる
  5. ④を鍋に移して中火にかける
  6. 泡立ってきたら弱火にしてさらに煮込む
  7. 色が茶色くなり、かき混ぜて鍋の底が見えるようになれば火を止める
  8. ボールに冷たい水をはる
  9. ⑧にスプーンですくったワックスをつけて冷ます
  10. ワックスがボール状に丸められる固さかどうかを確認する
  11. 鍋のワックスが固まる前にバニラエッセンス15滴を加える
  12. 少し冷ましてから、耐熱容器に注いで完成

材料を混ぜて煮込むだけなので、誰でも簡単に作れます。
分量にもよりますが、煮込みには30分ほどかかるので余裕がある時に作りましょう。

【シュガーワックスの作り方の参考動画】

3.シュガーワックスをセルフで上手に作るためのコツ

3.シュガーワックスをセルフで上手に作るためのコツ

シュガーワックスを上手に作るコツは次の3つです。

  • 焦がさないようにかき混ぜながら煮込む
  • 薄茶~濃い茶色・水飴の固さになったら火を止める
  • 多めに作る

では3つのコツについて詳しく説明します。

3-1.焦がさないようにかき混ぜながら煮込む

3-1.焦がさないようにかき混ぜながら煮込む

砂糖は焦げやすいため、火加減に注意が必要です。
次のように弱火と中火を使い分ければ、失敗を防げます。

  • 最初は中火
  • 泡立ってきたら弱火

鍋をセットしたら、焦がさないようにかき混ぜながら煮込みましょう。

3-2.薄茶~濃い茶色・水飴の固さになったら火を止める

3-2.薄茶~濃い茶色・水飴の固さになったら火を止める

ワックスは柔らかすぎても硬すぎでも、うまく脱毛することができません。
次の2つをチェックして、ちょうどいい固さになったタイミングで火を止めましょう。

  • 濃い茶色(はちみつを入れた場合は薄い茶色)
  • 水飴の固さ

焦らずに根気よく加熱を続けることが大切です。
固くなり過ぎた時は、水を足して、適度な固さになるまで煮込みましょう。

3-3.多めに作る

3-3.多めに作る

作る量が少ないと、余熱で硬くなりすぎてしまうことがあります。
ワックスは冷蔵庫で3ヶ月ほど保存できるので、多めに作るのがおすすめです。

4.シュガーワックスはレモン・はちみつなしで作れるのか?

4.シュガーワックスはレモン・はちみつなしで作れるのか?

シュガーワックスを作るのに「はちみつ」はなくてもOKですが、レモンなしでは作れません。
わかりやすくまとめると以下のようになります。

  • レモン:絶対に必要
  • はちみつ:なくてもOK

レモンを入れる理由は、砂糖を固まりにくくし、ちょうどいい固さに仕上げるためです。
もしレモンを入れずに水と砂糖だけで作ってしまうと、飴のようにカチカチになって、ワックスとして使うことができません。

シュガーワックスを作る際には、必ずレモン汁を入れましょう。
一方、はちみつはなくてもシュガーワックスを作れますが、プラスすることで次のような効果を期待できます。

  • 保湿効果
  • 固さの調整がしやすい
  • 冷えても固まらず常温で使える

肌を負担をかけずに脱毛したい人や常温でも使えるワックスを作りたい人は、はちみつを加えるのがおすすめです。

5.ブラジリアンワックスはレンジで簡単に作れる?

5.ブラジリアンワックスはレンジで簡単に作れる?

ブラジリアンワックスは、電子レンジでも作ることができます。
電子レンジを使った作り方は、以下の通りです。

  1. 耐熱容器に「レモン汁・水・砂糖・はちみつ」を入れて、よく混ぜる
  2. 電子レンジに入れて「500Wで30秒」加熱する
  3. ②を取りだしてかき混ぜ、再度「500Wで30秒」加熱する
  4. 薄茶色(はちみつを入れない場合は濃い茶色)になるまで②③を繰り返す
  5. しばらく冷まして保存容器に入れる

電子レンジは鍋よりも固さの調整が難しいため、あまりおすすめできません。
失敗したくないという人は、鍋を使って煮込みましょう。

6.ブラジリアンワックス脱毛をセルフでするために必要なもの

6.ブラジリアンワックス脱毛をセルフでするために必要なもの

ワックスが出来上がったら、以下のものを準備してセルフ脱毛を始めましょう。

【必ず必要なもの】

  • 自作のシュガーワックス
  • ストリップス(ガーゼなどの布でも代用可)
  • スパチュラ(割り箸やアイスの棒、スプーンでも代用可)

【あった方がいいもの】

  • ベビーパウダー
  • スタンド型の鏡
  • ハサミ
  • タオル
  • ティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • アフターケア用の化粧水やワセリン

スパチュラはワックスを塗る時に、ストリップスはワックスを剥がす時に必要です。
Amazonや楽天でも販売されていますが、家にあるものを使えばお金をかけずに脱毛できます。

7.ブラジリアンワックスでセルフ脱毛する手順

7.ブラジリアンワックスでセルフ脱毛する手順

ブラジリアンワックスを使ったセルフ脱毛は、以下の手順で行います。

ブラジリアンワックスでセルフ脱毛する手順

  1. 長い毛があればハサミで2~3㎝にカットする
  2. 除毛したい箇所を洗浄し汚れを落とす
  3. タオルで水分をしっかり拭き取る
  4. ベビーパウダーを塗る
  5. 毛の生えている向きに沿って薄くワックスを伸ばす
  6. ストリップスをワックスの上にのせる
  7. 毛の生えている方向と逆にストリップスを素早く剥がす
  8. 手で肌を押さえて痛みを和らげる
  9. 保湿ケアを行う

ワックスを毛に絡ませて抜く方法なので、1㎝以上は毛が伸びている必要があります。
毛が長過ぎるとワックスを塗りにくくなってしまうので、2~3㎝にハサミでカットしておきましょう。

またベビーパウダーを塗っておくと、ワックスが肌に密着して脱毛効果がアップします。
ワックスをできるだけ薄く伸ばして、毛の生えている向きと逆の方向に勢いよく剥がしましょう。

【ブラジリアンワックスでセルフ脱毛をする方法の参考動画】

8.ブラジリアンワックス脱毛をセルフで上手にやるコツ

8.ブラジリアンワックス脱毛をセルフで上手にやるコツ

セルフ脱毛のコツは次の7つです。

  1. ワックスの固さを調整する
  2. 時間を置かずに素早く剥がす
  3. 剥がす方向・剥がし方に気を付ける
  4. 細かく分けて脱毛する
  5. 脱毛しやすい毛の長さにしておく
  6. 肌の汚れを落として乾かしてから脱毛する
  7. 皮膚がたるまないような体勢でお手入れを行う

では7つのコツについてそれぞれ詳しく説明します。

8-1.ワックスの固さを調整する

8-1.ワックスの固さを調整する

ワックスは柔らかすぎても硬すぎても、上手く脱毛することができません。
水飴の固さになるように、以下の方法で調整しましょう。

  • 柔らかすぎる場合…冷蔵庫で冷やす
  • 硬すぎる場合…湯せんorレンジで軽く温める

8-2.時間を置かずに素早く剥がす

8-2.時間を置かずに素早く剥がす

ブラジリアンワックスは塗ってから剥がすまでに、時間を置く必要がありません。
時間を置いてしまうと、体温でワックスが柔らかくなり、うまく毛が抜けなくなるので注意が必要です。

8-3.剥がす方向・剥がし方に気を付ける

8-3.剥がす方向・剥がし方に気を付ける

ワックスを剝がす際に気を付けるポイントは次の3つです。

  • 勢いよく剝がす
  • 毛の流れと逆方向、肌と平行方向に剥がす
  • 皮膚が引っ張られないように押さえながら剥がす

ゆっくり剥がすと痛いだけで、キレイにムダ毛が抜けません。
空いている手で皮膚を押さえつつ、毛の流れと逆の方向に、パッと勢いよく剥がしましょう。

8-4.細かく分けて脱毛する

8-4.細かく分けて脱毛する

一度に広範囲を脱毛しようとすると、次のようなトラブルの原因になってしまいます。

  • 毛が抜け残る
  • 強い痛みを感じる
  • 肌トラブルが起こる

「1㎝×3㎝」を目安に、少しずつ細かく分けて脱毛するのがおすすめです。

8-5.脱毛しやすい毛の長さにしておく

8-5.脱毛しやすい毛の長さにしておく

ブラジリアンワックスは毛が1㎝以上なければ、使用できません。
ただし毛が長過ぎるとワックスが塗りにくくなるので、「2~3㎝」に整えてから脱毛を始めましょう。

8-6.肌の汚れを落として乾かしてから脱毛する

8-6.肌の汚れを落として乾かしてから脱毛する

肌に汗や皮脂が残ったままではワックスが密着せず、うまく脱毛することができません。
脱毛前には肌の汚れをしっかり落として、乾かしておくことが大切です。

ベビーパウダーを使えば、余分な水分をしっかり吸収してくれます。
タオルで水分を拭き取ったら、ベビーパウダーをはたいて完全に肌を乾かしておきましょう。

8-7.皮膚がたるまないような体勢でお手入れを行う

8-7.皮膚がたるまないような体勢でお手入れを行う

うまく脱毛するには、皮膚をピンと張った状態でお手入れを行う必要があります。
特にデリケートゾーンの脱毛をする際は、前かがみの姿勢になりがちです。

スタンド型の鏡をうまく使って、皮膚がたるまない体勢でお手入れを行いましょう。

9.ブラジリアンワックス脱毛トラブルが起きてしまった場合の対処方法

9.ブラジリアンワックス脱毛トラブルが起きてしまった場合の対処方法

肌トラブルが起こった場合は、症状に合わせて以下の方法で対処しましょう。

肌トラブル 対処方法
毛穴からの出血 冷却・保湿・軟膏の塗布
色素沈着 美白・保湿・スクラブケア・ビタミン
埋没毛 冷却・保湿・スクラブケア
毛嚢炎 肌を清潔に保つ・軟膏の塗布・皮膚科
赤みや痛み 冷却・保湿・皮膚科を受診
かぶれや湿疹 冷却・軟膏の塗布・皮膚科を受診
かゆみや乾燥 冷却・保湿

軽い炎症なら冷却や保湿をするだけで、数時間~2日ほどで治まることがほとんどです。
症状が改善しない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

ブラジリアンワックスでトラブルが起きた時の対処方法については、こちらのページで詳しく紹介しています。

参考記事
ブラジリアンワックスをセルフでやる方法。脇、VIO…おすすめはどれ?
この記事では、おすすめのブラジリアンワックスや、失敗しにくいお手入れの方法を紹介します。

10.まとめ

10.まとめ

ブラジリアンワックスは、次の3つの材料を煮込むだけで簡単に作れます。

  • 砂糖
  • 水 
  • レモン汁

材料費は300円ほどしか掛からないので、お金をかけずに今すぐムダ毛を処理したい人は試してみましょう。
ただしブラジリアンワックスを使い続けても、毛が生えてこなくなることはありません。

処理を続けるのが面倒な人は、サロンやクリニックで脱毛してしまうのがおすすめです。
キャンペーンを利用すればワンコインで試せるので、まずは実際に脱毛を体験してみることから始めましょう。

お試しキャンペーンがあるサロンやクリニックについては、こちらのページをご覧ください。

参考記事
脱毛体験できるサロン決定版2024!お試しキャンペーンを部位別に紹介(VIO・足・腕・顔・脇・全身)
このページではサロンのお試しキャンペーンなどをフル活用して脱毛するサロンの通い方・低価格で試せる脱毛サロンやクリニックについてご紹介します!