否
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否
字源
[編集]- ↑ 何琳儀 『戦国古文字典』 中華書局、1998年、118頁。
黄徳寛主編 『古文字譜系疏証』 商務印書館、2007年、282-283頁。
意義
[編集]- いな。いいえ。拒絶や打ち消しを表す。
- 対義字:諾(うべなう)
- いなむ。ことわる。こばむ。
- 拒否
- 対義字:認(みとめる)
- いなや。句末に置いて疑問の意を表す。
- しからず。しからずんば。そうでなければ。前文を受けてその意を否定する。
- わるい。
- 六十四卦の一つ。卦の形はであり、坤下乾上で構成される。
日本語
[編集]名詞
[編集]- (ヒ)反対。拒否。辞退。
- 決議案を可とする者 百六十八票/否とする者 百七十七票(石川啄木「雲間寸觀」)
- (いな)そうでないこと。
- 現代では、便宜主義の習慣から解放されていると否とで、真の政治家であるか、真の実業家であるか否かが判断されます。(与謝野晶子「非人道的な講和条件」)
感動詞
[編集]接頭辞
[編集]- (ヒ)否定を表す。
熟語
[編集]中国語
[編集]熟語
[編集]朝鮮語
[編集]- ハングル: 부, 비
- 文化観光部2000年式: bu, bi
- マッキューン=ライシャワー式: pu, pi
熟語
[編集]ベトナム語
[編集]- ローマ字表記
- Quốc ngữ: bĩ