はじめに
Microsoftのハードウェアは若干、アイデンティティ・クライシスに陥っています。Microsoftはこの新しいSurface Proを”最も多機能を備えたラップトップ”と呼んでいます。それはこのタブレットはラップトップであることを意味しているのです。(スタジオサーフェイスに変身できます。) それじゃあMicrosoft、私たちは内部の奥深くまで侵入してみるとしましょうか。 そして私たちは、Surface Pro 5の 自己発見 分解を友達である皆さんにお届けします!
私たちはMicrosoftの全デバイスがどのような構造になっているのか、皆さんが内部を垣間見れるお手伝いをします。Surface Laptop の分解!も参照してください。
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必要な工具と部品
ビデオの概要
このビデオでMicrosoft Surface Pro 5の修理方法を学びましょう。-
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見た目では、このSurface Proは昨年のモデルとそっくりです。でもMicrosoftの売り文句はご存知ですよね。それでは何が売りなのか早速中身を見てみましょう。
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12.3インチ IPS PixelSense ディスプレイ、2736 × 1824 解像度(267 PPI)
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Intel Kaby Lake Core m3 (4M Cache, 2.70 GHz) からCore i7 (4M Cache, 4.00 GHz) CPU
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4 GB/8 GB/16 GB 1600 MHz DDR3L RAM
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128 GB/256 GB/512 GB/1 TB ソリッドステートのストーレッジ
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8 MPリアカメラ1080p カメラ、5 MP正面カメラ 1080p Windows Helloカメラ
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USB 3.0 port, micro-SD slot, Mini DisplayPortとSurfaceConnect 充電ポート
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802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi, Bluetooth 4.1
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この手順で使用する道具:iOpener€17.99
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前モデルと類似した外付け構造のため、内部を開口するには、これと同じ方法で対応できます。Surface Pro 4の分解と同じように、iOpenerを温めて、吸盤カップをディスプレイに取り付け、隙間に開口ピックを差し込んで接着剤を剥がしていきます。
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私たちは何か新しい変化を探し始めました。すると、もっと驚く発見をしました。ーMicrosoftはわずかなバッテリー用スペースのために、取り外しが可能なブレードタイプのSSDを取り去ったのです。これは去年のモデルからアップグレードが唯一可能なものでした。
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ついでにあまり興奮しない変化を挙げると、まるで蜘蛛のような形をしたヒートシンクのデザインと、2つのバッテリーセルが4つのバッテリーセルに増えたこと、スタイリッシュなブラックの内装に変わったことです。
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ディスプレイの裏側にはチップが幾つか内蔵されています。Surface Pro 4で見られた N-trig製のモジュールに半信半疑で似ているのではないかと考えます。
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Microsoft X904169 06 CL1714
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Microsoft X904163 01 CL1715
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Macronix MX25U1635F 1.8V 16 Mb MXSMIO シリアルflashメモリー
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マザーボードが取り出せました。チップを確認してみましょう。
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Intel Core m3-7Y30 プロセッサー
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Samsung KUS020203M-B000NAND flashメモリー
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Samsung K4E8E324EB-EGCF 1 GB LPDDR3 1866 MHz DRAM (4 チップで合計4GB)
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Marvell Avastar88W8897802.11ac, NFCと Bluetooth SoC
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Nuvoton NPCT650SBBWX プラットフォームモジュール
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Winbond W25Q128FV 128M-bit シリアルFlashメモリー
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Monolithic Power Systems MPS1708 3ループ・デジタル・マルチフェーズ・コントローラ(PMBusインターフェース付き)とMP3376A 8ch. WLEDドライバー
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IC識別、パート2です:
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Monolithic Power Systems MP86901-A とMP86902-B パワーフェーズ
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Texas Instruments CSD87334Q3D 20 A パワーブロック
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Monolithic Power Systems NB685A 12 A 同期型バックコンバータ
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Monolithic Power Systems NB681 6 A 同期型バックコンバータ
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Texas Instruments TPS62085 3 A 降圧コンバータ
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Texas Instruments TPS62140 2 A 降圧コンバータ
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IC 識別、パート3です。
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Monolithic Power Systems MP2370DGT 白色LEDドライバ
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Texas Instruments TPS62175 0.5 A ステップダウンコンバータ
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Texas Instruments TPS70933 150 mA LDOレギュレーター
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Texas Instruments TLV3011 電圧リファレンス付きコンパレータ
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ON Semiconductor CAT24C16 16 Kb serial EEPROM メモリとWinbond W25X40CL 4 Mb シリアル NOR フラッシュメモリ
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Bosch Sensortec BMI160 3軸加速度センサー/ジャイロスコープ
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Bosch Sensortec BMA254 加速度計(おそらく)
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前回分解したSurface Proで学んだことは、バッテリーは取り出しにくいということです。一度取り外してしまうと、元通りにはできません。
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ということで、今日はそのまま接着剤で付けたままにしましょう…
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この4つのセルをもつLiPo(リチウムポリマー)バッテリーは45 Whです。 (7.57 V x 5940 mAh)これは前モデルと比較すると、バッテリー容量が18%増大しました。(そしてセルの数でいえば100%増加)
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それでは、AppleとSurfacesの比較をしてみましょう。先週私たちが分解した 10.5インチ iPad Proのバッテリーは30.8 Whでした。
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皆さん、これにて終了です!
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前述しましたが、このSurface Pro5は前のモデルと非常に類似していますー最後に残されていたアップグレード可能なコンポーネント、モジュール式のSSDを取り去った以外は。 本当にMicrosoftにやられました。想像以上に最悪なデザインだからです。
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他にも分解の様子を読みたい方は私たちが行ったSurface Laptop の分解をチェックしてみてください。
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モデル間ではさほど違いはありませんが、ヒートシンク下のミステリアスな空のスペースはファンの形をした特別な冷却機能を装備しています。
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- 私たちはコネクター好きですが、Surface Proに使用されているコネクターは非標準型です。このため、ディスプレイを取り外す作業が難しくなります。
- 薄型フォーム製の接着剤と溶融されたディスプレイのため、ディスプレイを取り外す作業は比較的単純です。しかしながら、いずれにしても簡単な作業ではありません。
- ディスプレイとバッテリーを含む多くのコンポーネントが接着剤によってまとめて固定されています。
- どんなパーツの交換もディスプレイアセンブリを取り出さなければなりません。この作業はディスプレイにダメージを与えてしまう危険性があります。
- SSDは交換不可です。
まとめ
リペアビリティのスコア
(10点が最も修理しやすい指標です)
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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33 件のコメント
You forgot to document the micro SD card reader controller and a few other less notable members of the entourage of chips. Is it still the Realtek one, the RTS5304, from the Surface Pro 4? I am curious as to if they improved that aspect at all as well.
it should be Realtek RTS5343
JJ Wu -
Can I use surface pro 4 screen replacement on the new surface pro 5/2017?