社会基盤でもある情報システムなど、
ITは様々な形で私たちの周りに
存在しています。
私たち情報処理推進機構(IPA)は
国の政策実施機関として、
安全で信頼できるデジタル社会を目指す
独立行政法人です。
INDEPENDENT ASMINISTRATIVE AGENCY独立行政法人として
情報処理推進機構は、2004年に設立された経済産業省所管の独立行政法人です。独立行政法人は、国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地から確実に実施されることが必要な事務及び事業を実施する役目を担う、各府省から独立した法人格です。国民や社会を軸とした公共性の高い事業を、法人としてのスピード感をもって進めていけるメリットがあります。
国民・社会に広く役に立つ仕事がしたい、そして、その手ごたえをじかに感じてみたい、という方、その思いはきっとここで叶えられます。
THE ROLE OF THIS ORGANIZATION役割
情報処理推進機構は、国民の皆様が安心できるデジタル社会を実現するため、情報セキュリティ対策の実現、デジタル人材の育成、デジタル社会の動向調査・分析・基盤構築と、3つの分野を軸として、さまざまな事業に取り組んでいます。
実施する事業は、下図のように一貫した流れ(①デジタル社会の動向を知ること、②得た事実を分析してサービス等を形作ること、③サービスや指針を社会へタイムリーに提供すること)に沿っており、社会のニーズにマッチした貢献を目指しています。
今後ますます役割が広がるIT・デジタルに興味を持ち、実務的な知識、情報収集・分析・発信、企画・実行力など、自らの知識やスキルを高めていくデジタル推進の担い手を求めています。
ORGANIZATION CHART組織図
役員のもと、5つのセンター部門と管理・監査部門(6つの部)があります。センター部門は事業運営を、管理・監査部門は、組織全体を運営・チェックする役割を担います。職員はジョブローテーションにて複数部門を経験し、部門連携を進める力や幅広い物事の見方・スキルを養います。
Message理事長メッセージ
誰もが真にITの恩恵を享受できる社会を一緒に実現しませんか
インターネットやモバイル端末のない生活。皆さんが生まれる前には、それが当たり前の時代がありました。今では想像もできないでしょう。
IT化が進み、より豊かで便利な生活が可能になっています。しかし、誰もがITの恩恵を享受できる社会とは、ITに深く依存する社会でもあります。そこには人間がITの力に甘えて判断力や創造力を衰えさせてしまったり、悪意ある攻撃者に生活を脅かされたりするリスクも潜んでいます。
私たちは、国の政策実施機関としてそんなリスクに対処し、誰もがITの恩恵を享受できるよう、「頼れるIT社会」の実現を目指す、独立行政法人です。ITをめぐる社会的・技術的なトレンド調査に基づいて、情報セキュリティ対策に関する情報発信や、時代の要請に応えるIT人材の発掘・育成など、さまざまな事業を展開しています。ITを学んだ人・利用してきた人、どちらも必ずチャレンジできる、幅広い職種と業務内容が用意されています。
公的機関の業務では、手に取ることのできる製品や売り上げの数字などで、自分の仕事を語ることはできません。しかし、「日本の根幹を支える」という、他では得られないやりがいと責任を体感することができます。
今皆さんは、ご自身が手にしている無限の可能性に戸惑いを覚えているかもしれません。見通しのきかない道の先に、何か輝くものが見える。そんな漠然とした、不安と期待が相半ばする気持ちを抱きながら、未来を信じて歩みを進めようとしているのではないでしょうか。IPAのメンバーも、みな同じ思いで日々の業務に邁進しています。
これまでも多くの若人が私たちのチームに加わり、悩み・迷いながらも国の将来を見据えた中長期的な取り組みを続けています。ぜひ皆さんにもその一歩を踏み出していただきたいと思います。