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Wikipedia:通知

通知
Notifications (旧名:Echo)
通知プロジェクトのロゴ。ウィキメディア財団技術部門
開発元 ウィキメディア財団 (en
種別 通知システム
公式サイト Echo @ MediaWiki.org
テンプレートを表示

通知(つうち、: Notifications[注釈 1])とは新たな活動を利用者にまとめて知らせるサービスです。利用者自身のアカウントに関して、会話ページへの新たな書き込み、投稿の差し戻し、投稿によるその利用者への言及やリンクなどを通知します。

ウォッチリストの拡張(置き換えではなく)を目的としており、他の利用者の投稿で言及されたり会話ページへの新たな書き込みがあったことを強調表示します。

通知はログインしている状態で表示され、位置はページ最上部にあるリンクバーの利用者名と会話ページへのリンクの間です。ベルと書類受けの2つのアイコンの脇に、それぞれ未読の通知数が小さな四角形(バッジ)に現れます。個人設定で通知項目の種類や、通知を電子メールで受け取るかどうか選択できます。

通知メッセージ

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通知のポップアップにて、あなたに関するウィキペディアでの新たな活動をお知らせします。この画像はレガシーベクター(2010年版)の外装のものです。

ページの上部のリンクバーに常時表示される2つの四角(バッジ)をクリックするだけでなく、特別:通知からも、これまでの通知を2,000まで見ることができます。使用方法の他のヒントは通知のFAQ英語版を参照してください。

通知される出来事

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現行の通知システムは、左がアラート、右がメッセージとして、分割されたテンプレートデザインとなっています。黄色の強調表示はあなたの会話ページに新たなメッセージがある時に表示されます。この画像は英語表示のレガシーベクター(2010年版)の外装のものです。

以下の出来事(イベント)が起きた時に通知が行われます。

  • 利用者の会話ページヘのメッセージ: 利用者の会話ページにメッセージが書き込まれたとき。
    • 「新しいメッセージが届いています。」と書かれた幅いっぱいのオレンジ色バナーの後継で、デフォルトのオレンジ色タグが通知の右隣に強調表示されます。
    • 会話ページメッセージは通知の種類の中で唯一無効にできません。ウェブ通知は常に伝達されます。
  • 言及: 他者がノートページWikipedia:名前空間のページ、要約欄において利用者ページを新たにリンクしたとき。
    • もっとも多い通知の1つで、他者が普段ウォッチリストに入れていないなど注目していないページで行われている議論や返信したことをお知らせする時に使用されることが多いです。
    • [[User:Example]]のような通常のリンクのほか、{{User}}、{{Ping}}、{{Yo}}、{{Reply to}}といった複数あるテンプレートを使って通知される言及を行うことができます。
    • ログインユーザーもIPユーザーも他のログインユーザーに通知できますが、IPユーザーへ通知することはできません。
    • 利用者ページをリンクして言及するときは自身の署名が必要です。署名しない場合は通知されません。(要約欄からのリンクを除く)
    • 利用者の会話ページをリンクしても通知はされません。
    • 技術的な詳細はmw:Manual:Echo/jaを参照してください。
  • ページへのリンク: 作成した記事がリンクされたとき。
  • 編集の差し戻し: 編集が他者によって差し戻されたり、巻き戻されたとき
  • 感謝: 他者が記事の履歴差分ページの1つで編集に対する「感謝」をしたとき。感謝の詳細はHelp:履歴#感謝です。
  • 利用者権限の変更: 利用者権限が変更されたとき。

ブラックリストとホワイトリスト

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MediaWiki:Echo-blacklistで指定された利用者はウィキペディア内で通知を行うことができなくなりますが、記載された利用者からの通知を受け取りたい場合は自身のSpecial:MyPage/Echo-whitelistで追加する必要があります。

スパム行為

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一度の加筆で50人以上の利用者に言及すると問題行為として通知は行われません。スパム行為から利用者を守るためです。

個人設定

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個人設定通知タブから、通知される出来事の種類をオン・オフで設定することができます。

現在あるバグ

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通知システムには現在以下のバグがあります:

  • 署名検知に失敗する. 幾つかのケース(基本的に、他者による最近の署名付きコメントを変更したとき)でパーサーがユーザーによる新たな署名付きコメントを検知できず通知を行わないことがあります。通知の動作のための技術的要件はmw:Help:Echo#Technical detailsに記載があります。
  • 節タイトルの混乱. ページに複雑なマークアップがあったり、編集競合があった時に通知メッセージで間違った節を示すことがあります。
  • トランスクルージョン. ページがリンクされた時に通知が行われるために、他ページの不慮のトランスクルージョンがトランスクルージョンされたページのリンクを通して意図しない通知を行うことがあります。

公開された全ての通知関係バグはPhabricator内のリストにあります。

歴史と現在進行の開発

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このツールはウィキメディア財団の編集エンゲージメントチームによって開発されており、mediawiki.orgでのテスト後、「ECHO」の名で2013年4月30日にウィキペディア英語版で利用が開始されました。通知に関する更なる情報や機能はWikimedia blogでのアナウンスFAQページを参照してください。

チームはコミュニティの声に応じて幾つかの新機能を開発していて、予定されているFlowメッセージ機能といった将来のエンゲージメントプロジェクトの不可欠な部分のための通知ツールになることを期待しています。

技術的詳細

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関連テンプレート

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通知を実装している代表的なテンプレートには以下があります。

注釈

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  1. ^ 英語版での旧名はEcho、一般的にPinging(ピンする)と称される。

関連項目

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