SAPジャパンは9月30日、SAP S/4HANA Cloud Public Editionを中核とした中堅中小企業向けオファリング「GROW with SAP」を短期・固定価格で導入するパートナー・パッケージ・プログラムを開始した。
「GROW with SAP」とは
「GROW with SAP」は、中堅中小企業を対象に、SAP S/4HANA Cloud Public Editionをベースに、クラウドサービスとして提供するSAP ERP。
ERPアプリケーションだけではなく、導入期間を短期化させる仕組み、自己学習のためのコミュニティや学習コンテンツ、運用負荷を軽減する仕組みなどを合わせて提供する。
パートナー・パッケージ・プログラムの概要
GROW with SAPのパートナー・パッケージ・プログラムの特徴としては、「対象業種が細業種にわたって明確」「各業種の標準的業務が事前に定義済み」「導入プロジェクトが短期間で完了できること」「導入費用(SAP S/4HANA Cloud Public Editionサブスクリプション費用を除く)が明確」がある。
こうした条件を満たしたオファリングが、SAPのパートナー企業より提供される。これにより、ユーザーは実現範囲を正確に理解・合意したうえで導入プロジェクトを開始できる。また、プロジェクト進行に伴う追加費用の発生を抑えられる。
発表時点で、同プログラムに対応したオファリングを提供できるパートナー企業は、アイ・ピー・エス、Anfini、NTTデータ グローバルソリューションズ、DTS、日立システムズ、三井情報。