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八幡駅 (福岡県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八幡駅
駅舎(2018年6月)
やはた
Yahata
JA23 スペースワールド (1.1 km)
(2.7 km) 黒崎 JA21
地図
所在地 北九州市八幡東区西本町三丁目6-1[1]
北緯33度52分8.05秒 東経130度47分43.31秒 / 北緯33.8689028度 東経130.7953639度 / 33.8689028; 130.7953639座標: 北緯33度52分8.05秒 東経130度47分43.31秒 / 北緯33.8689028度 東経130.7953639度 / 33.8689028; 130.7953639
駅番号 JA  22 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 22.2 km(門司港起点)
電報略号 ヤタ
駅構造 高架駅(盛土上)
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
5,712人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1902年明治35年)12月27日[1]
備考 業務委託駅
みどりの窓口[2]
九 北九州市内
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八幡駅(やはたえき)は、福岡県北九州市八幡東区西本町三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である[1]。駅番号はJA22

歴史

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年表

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旧駅舎(2006年12月)

駅名の由来

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遠賀郡八幡村に由来。

明治22年に枝光村・尾倉村・大蔵村の3村が合併することになった際、3村の鎮守神がそれぞれ枝光八幡宮・豊山八幡神社・乳山八幡神社であったため、八幡村となった。

駅構造

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島式ホーム2面4線を有する築堤上の高架駅。線路・ホームと駅舎が同じ高さにあり、それらをつなぐ通路と、北口への自由通路(東田方面連絡通路)が築堤の下を通っている。プラットホームと地下通路、地下通路と駅舎を結ぶエレベーターが設置されている。みどりの窓口が設置されている[2]SUGOCAの使用が可能である。

旧駅舎は1955年に建てられており[1]、築50年を越えるため、老朽化から2007年1月から解体・新駅舎建設作業が行われ、この間、駅事務所・券売機・改札は本来の駅舎敷地より西側に建てられたプレハブの仮駅舎に移った。11月1日、新駅舎でのプレオープンが行われ、かつて同駅に入居していたJR九州グループのトランドールと、同じくJR九州の傘下企業であるドラッグイレブンの店舗が入居したほか、新駅舎は地上5階建・2 - 5階は立体駐車場という構造となった[1]2008年3月1日正式オープンした。

旧駅舎には北九州市立自然史博物館が入居しており、「博物館のある駅」として有名であったが、2002年11月3日の北九州市立いのちのたび博物館開館によってその使命を終えた。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1・2 JA 鹿児島本線 下り 折尾博多方面
3・4 上り 小倉下関方面
  • 快速・区間快速・普通が停車する。また、朝は博多方面の特急列車の一部、夜は小倉方面の特急列車の一部も停車する。かつて運行していた「ドリームにちりん」は上下とも停車していた。
  • 2・3番線は待避線で、当駅で優等列車を待避する普通、快速列車が使用する。

駅弁

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販売業者:東筑軒(駅ビル「まるうまうどん」内にて販売)。主な駅弁は下記の通り[8]

利用状況

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2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員5,094人であり、JR九州の駅としては鳥栖駅に次いで第27位である[9]

JR九州及びとうけい北九州によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員[10]
1965年 11,038[11]
2000年 8,554
2001年 8,606
2002年 7,659
2003年 7,465
2004年 7,454
2005年 7,227
2006年 7,327
2007年 7,178
2008年 7,118
2009年 6,853
2010年 6,936
2011年 6,996
2012年 6,955
2013年 6,953
2014年 6,670
2015年 6,703
2016年 6,745
2017年 6,761
2018年 6,685
2019年 6,672
2020年 5,094
2021年 5,432
2022年 5,592
2023年 5,712

駅周辺

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駅本屋がホーム南側に設置され駅前に西鉄バスが発着する。駅の約100m南側を国道3号が鹿児島本線に並行して駅前ロータリーの真下をくぐるような形で東西に通っている。また駅北側には北九州高速道路東田出入口が近接している。

隣の黒崎駅周辺地区と比較して商業集積度は低い。駅の南側は、駅舎が現在地に移転した旧八幡市時代から「文化の拠点」とした街づくりがされており、周辺には市立病院・市民会館・市立図書館・武道場・大学・国際村交流センターなどが存在している。

1990年代以降、八幡駅前市街地再開発事業により高層マンションが建設され、さわらびガーデンモール八幡が開業[12]。再開発ビルにはテナントとして、飲食店等が軒を連ねている。

駅北側はかつて新日本製鐵(新日鉄)八幡製鐵所の構内だったが、敷地面積縮小により遊休地化し再開発が進められており、大型商業施設も立地している。

2008年より前田祇園山笠が駅構内にて集団山見せを行う。

駅舎内

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駅周辺の各種施設など

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駅改札口

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北口

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西鉄北九州線八幡駅前停留場(廃止)

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八幡駅の南方の旧電車通り上には、かつて西日本鉄道北九州線の八幡駅前停留場があった。1955年(昭和30年)8月の八幡駅移転以前の最寄り停留場は春の町停留場であった[13]が、八幡駅の移転に伴い、1955年(昭和30年)8月に新駅近くの電車通り上に新たに八幡駅前停留場が設置されたもの[13]1992年(平成4年)10月25日の北九州線砂津 - 黒崎駅前間廃止まで営業した。

停留場構造は、上下線それぞれに安全地帯のある乗降場を備えた2面2線の構造で、他に上下線間の渡り線があり、この渡り線はおもに筑豊電鉄直通車の折返しに使用された[13]1985年(昭和60年)10月の北九州線縮小以前は、筑豊電鉄直通車は黒崎駅前や当停留場発着のほか砂津・戸畑方面との間でも運転されていたが、同年の縮小以降は当停留場が営業運転での乗入れ東限となった。黒崎駅前の折返し線容量との関係もあり、直通本数の多い朝夕ラッシュ時の当停留場への乗入れは1992年の廃止まで続けられた。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
JA 鹿児島本線
快速
戸畑駅 (JA25) - スペースワールド駅(JA23)(一部停車) - 八幡駅 (JA22) - 黒崎駅 (JA21)
区間快速・普通
スペースワールド駅 (JA23) - 八幡駅 (JA22) - 黒崎駅 (JA21)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、20頁。 
  2. ^ a b c 八幡駅”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月26日閲覧。
  3. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、675頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8 
  5. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  6. ^ 北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
  7. ^ 鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
  8. ^ 『JTB時刻表 2024年3月号』JTBパブリッシング、2024年、405頁。 
  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月2日閲覧。
  10. ^ 長期時系列統計 - 北九州市
  11. ^ 1963年度以降に記録した最高値。
  12. ^ 八幡駅前地区(1)(北九州市ホームページ、2013年3月8日閲覧)
  13. ^ a b c 奈良崎博保 『福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔』 JTBパブリッシング、2002年4月、ISBN 4-533-04207-4、pp.126-127

関連項目

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外部リンク

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  • 八幡駅(駅情報) - 九州旅客鉄道