国道444号
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一般国道 | |
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国道444号 | |
地図 | |
総延長 | 76.7 km |
実延長 | 70.4 km |
現道 | 63.7 km |
制定年 | 1982年(昭和57年) |
開通年 | 1999年(平成11年) |
起点 | 長崎県大村市 桜馬場交差点(北緯32度55分47.25秒 東経129度57分2.49秒 / 北緯32.9297917度 東経129.9506917度) |
主な 経由都市 |
佐賀県鹿島市、杵島郡白石町、小城市 |
終点 | 佐賀県佐賀市 諸富橋西交差点(北緯33度13分19.59秒 東経130度21分45.33秒 / 北緯33.2221083度 東経130.3625917度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道34号 E34 長崎自動車道 国道207号 国道208号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道444号(こくどう444ごう)は、長崎県大村市から佐賀県佐賀市に至る一般国道である。
概要
[編集]1999年(平成11年)3月、多良岳山地を貫通する平谷黒木トンネルが開通し、鹿島市と大村市が山越えルートで直結され全線が開通した。このトンネルが開通するまでは、多良岳山地を境に両市は分断されていた。一部区間にセンターラインがなく道幅がやや狭い区間が存在したが、道路整備やバイパスの開通に伴い、現在では全区間で快適に走行できる。
杵島郡白石町室島南交差点 - 有明干拓入口交差点間のルートについては、以前は室島南交差点から廻里津交差点を経由するルート(廻里津交差点まで国道207号と重複)だったが、現在はかつて広域農道に指定されていた区間を通るルートとなっている[1]。
国道444号のバイパスとして、有明海沿岸道路(佐賀福富道路および福富鹿島道路)の建設が計画されている。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:大村市(桜馬場交差点 = 国道34号交点、長崎県道38号長崎空港線終点)
- 終点:佐賀県佐賀郡諸富町[注釈 2](諸富橋西交差点 = 国道208号交点、佐賀県道・福岡県道19号諸富西島線起点、佐賀県道401号佐賀環状自転車道線上)
- 重要な経過地:鹿島市、佐賀県杵島郡有明町[注釈 3]、佐賀市(西与賀町)
- 総延長 : 76.7 km(佐賀県 62.2 km、長崎県 14.5 km)重用延長を含む。[3][注釈 4]
- 重用延長 : 6.3 km(佐賀県 6.3 km、長崎県 - km)[3][注釈 4]
- 未供用延長 : なし[3][注釈 4]
- 実延長 : 70.4 km(佐賀県 55.9 km、長崎県 14.5 km)[3][注釈 4]
- 指定区間:なし[4]
歴史
[編集]- 長崎県道・佐賀県道2号大村鹿島線および福岡県道・佐賀県道13号大川鹿島線を国道444号として路線認定。
- 1999年(平成11年)3月 - 平谷黒木トンネル開通。
- 2007年(平成19年)3月28日 - 平谷バイパス開通[5]。
- 2009年(平成21年)3月31日 - 佐賀県告示第150号により、室島南交差点 - 有明干拓入口交差点間の経路を、室島南交差点から廻里津交差点を経由する経路(廻里津交差点まで国道207号と重複)から白石広域農道路と重複する経路に変更[1]。
- 2010年(平成22年)3月29日 - 寺井津バイパス開通[6]。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 佐賀県告示第115号により、三王崎交差点 - 福所江橋東間の旧道(1.6 km)の国道指定が解除され、旧道は市道に降格[7]。
路線状況
[編集]別名・愛称
[編集]- しあわせ街道(大村市内)
バイパス
[編集]重複区間
[編集]- 国道207号(佐賀県鹿島市大字納富分・しめご交差点 - 杵島郡白石町大字深浦・室島南交差点)
道路施設
[編集]橋梁
[編集]- 佐賀県
- 中川橋(中川、鹿島市、国道207号重複区間内)
- 武坂橋(鹿島川、鹿島市、国道207号重複区間内)
- 百貫橋(塩田川、鹿島市、国道207号重複区間内)
- 只江橋(只江川、杵島郡白石町)
- 新直江橋(直江川、杵島郡白石町)
- 住ノ江橋(六角川、杵島郡白石町 - 小城市) - 350 m(本橋249.7 m、陸橋100.3 m)。1955年(昭和30年)3月完成、1968年(昭和43年)3月まで13年間有料橋。基礎工事の際には干満差と軟弱地盤の対策で潜函工法を用いた[8]。
- 福所江橋(福所江川、小城市 - 佐賀市)
- 久保田橋(嘉瀬川、佐賀市) - 358.5 m、1970年(昭和45年)5月完成[9]。
- 本庄江橋(本庄江川、佐賀市)
- 今広江橋(八田江川、佐賀市)
トンネル
[編集]起点から
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 都道府県名 | 市町村名 | 交差する場所 | ||
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国道34号 | 長崎県 | 大村市 | 桜馬場2丁目 | 桜馬場交差点 / 起点 | |
長崎県道257号大村外環状線 | 池田2丁目 | ||||
E34 長崎自動車道 | 池田2丁目 | 9 大村IC | |||
長崎県道252号多良岳大村線 | 黒木町 | ||||
佐賀県道289号皿屋三河内線 | 佐賀県 | 鹿島市 | 東三河内 | ||
佐賀県道208号大木庭武雄線 | 東三河内 | ||||
佐賀県道309号山浦肥前鹿島停車場線 重複区間起点 | 大字納富分 | ||||
国道207号 / 中村バイパス 国道207号 / 鹿島バイパス |
大字納富分 | 辻交差点 | |||
佐賀県道309号山浦肥前鹿島停車場線 重複区間終点 | 大字納富分 | 納富分西交差点 | |||
佐賀県道282号奥山鹿島線 | 大字納富分 | 末光交差点 | |||
国道207号 / 現道 重複区間起点 | 大字納富分 | しめご交差点 | |||
佐賀県道282号奥山鹿島線 | 大字重ノ木 | 泉通り交差点 | |||
佐賀県道309号山浦肥前鹿島停車場線 | 大字高津原 | ||||
佐賀県道41号鹿島嬉野線 | 大字高津原 | スカイロード交差点 | |||
佐賀県道229号肥前鹿島停車場線 | 大字高津原 | 肥前鹿島駅前交差点 | |||
国道207号 / 中村バイパス | 大字井手 | 百貫橋南交差点 | |||
佐賀県道324号久間深浦線 | 杵島郡 | 白石町 | 大字深浦 | 百貫橋北交差点 | |
国道207号 重複区間終点 白石広域農道路 重複区間起点 |
大字深浦 | 室島南交差点 | |||
白石広域農道路 重複区間終点 | 大字牛屋 | 有明干拓入口交差点 | |||
佐賀県道36号武雄福富線 | 大字福富 | 福富干拓入口交差点 | |||
佐賀県道43号牛津芦刈線 佐賀県道339号江北芦刈線 |
小城市 | 芦刈町三王崎 | 三王崎北交差点 | ||
佐賀福富道路 | 芦刈町道免 | 芦刈IC入口交差点 芦刈IC | |||
佐賀県道48号佐賀外環状線 重複区間起点 | 佐賀市 | 久保田町大字新田 | 久富交差点 | ||
佐賀県道401号佐賀環状自転車道線 重複区間起点 | 嘉瀬町大字十五 | ||||
佐賀県道287号十五中原線 | 嘉瀬町大字十五 | 嘉瀬新町交差点 | |||
佐賀県道48号佐賀外環状線 重複区間終点 佐賀県道401号佐賀環状自転車道線 重複区間終点 佐賀南部広域農道 |
西与賀町大字高太郎 | 丸目交差点 | |||
佐賀県道313号飯盛戸ヶ里港線 | 東与賀町大字飯盛 | ||||
佐賀県道260号東与賀佐賀線 重複区間起点 | 東与賀町大字田中 | 住吉交差点 | |||
佐賀県道260号東与賀佐賀線 重複区間終点 | 東与賀町大字田中 | 作出(つくいで)交差点 | |||
佐賀県道49号佐賀空港線 / 旧道 | 川副町大字小々森 | 広江交差点 | |||
佐賀県道49号佐賀空港線 | 川副町大字小々森 | 小々森交差点 | |||
福岡県道・佐賀県道18号大牟田川副線 佐賀県道30号佐賀川副線 重複区間起点 |
川副町大字鹿江 | 小々森入口交差点 | |||
佐賀県道30号佐賀川副線 重複区間終点 | 川副町大字鹿江 | 咾分(おとなぶん)交差点 | |||
佐賀県道285号大詫間光法停車場線 重複区間起点 | 川副町大字早津江 | ||||
福岡県道・佐賀県道18号大牟田川副線 重複区間起点 | 川副町大字早津江 | ||||
福岡県道・佐賀県道18号大牟田川副線 重複区間終点 | 川副町大字早津江 | 早津江橋西交差点 | |||
佐賀県道48号佐賀外環状線 佐賀県道285号大詫間光法停車場線 重複区間終点 佐賀南部広域農道 |
諸富町大字為重 | 柳の内交差点 | |||
有明海沿岸道路 / 大川佐賀道路 | 諸富町大字為重 | 諸富IC | |||
佐賀県道401号佐賀環状自転車道線 重複区間起点 | 諸富町大字為重 | ||||
国道208号 佐賀県道・福岡県道19号諸富西島線 佐賀県道401号佐賀環状自転車道線 重複区間終点 |
諸富町大字諸富津 | 諸富橋西交差点 / 終点 |
交差する鉄道
[編集]ギャラリー
[編集]-
大村側の平谷黒木トンネル付近
-
平谷黒木トンネル
-
鹿島市大木庭(おおこば、大村市方面)
-
住ノ江橋
-
佐賀県側の有明海沿岸道路開通区間
嘉瀬南 - 久保田間
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “佐賀県公報第13137号”. 佐賀県. p. 10 (2009年3月31日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
- ^ a b “国道444号平谷バイパス全線開通 平成19年3月”. 一般社団法人 九州地方計画協会. 2024年1月14日閲覧。
- ^ a b “諸富町の寺井津バイパスで開通式 道幅2倍超に”. 佐賀新聞 (2010年3月29日). 2010年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ “令和3年佐賀県告示第115号 (PDF)”, 佐賀県公報 (佐賀県) 号外, (2021年4月1日)
- ^ 佐賀県政史、236, 240頁
- ^ 佐賀県政史、236, 240頁
- ^ “一般国道444号 平谷黒木トンネル”. 一般社団法人 九州地方計画協会. 2024年1月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 『佐賀県政史』佐賀県、1979年3月。NCID BN11249334 。