コンテンツにスキップ

平田町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平田町駅
駅舎(2008年3月)
ひらたちょう
Hiratacho
L32 三日市 (2.0 km)
地図
所在地 三重県鈴鹿市算所三丁目1-1
北緯34度52分29.28秒 東経136度32分31.21秒 / 北緯34.8748000度 東経136.5420028度 / 34.8748000; 136.5420028座標: 北緯34度52分29.28秒 東経136度32分31.21秒 / 北緯34.8748000度 東経136.5420028度 / 34.8748000; 136.5420028
駅番号  L33 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 L 鈴鹿線
キロ程 8.2 km(伊勢若松起点)
電報略号 ヒタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
3,248人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1963年昭和38年)4月8日
テンプレートを表示

平田町駅(ひらたちょうえき)は、三重県鈴鹿市算所三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)鈴鹿線。鈴鹿線の終着駅である。駅番号はL33

歴史

[編集]

駅構造

[編集]
ホーム(2016年5月)

単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、到着した列車がそのまま折り返すのみの構造である。ホームは下り(南)側にあり、伊勢若松方面行きの列車が発着する。駅舎は車止め付近の南に位置している。

白子駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。

1982年(昭和57年)までは、ホーム1面に対し両側に線路(いわゆる1面2線の島式構造)であり、折り返し車両はどちらの線にも進入していた[2]。その後、ホーム南側の線路は撤去され、自転車置き場とホーム上の待合室となっている。

当駅乗降人員

[編集]

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[4]。近鉄鈴鹿線内において利用者数は、当駅が最も多い。

  • 2023年(令和4年)11月7日:4,546人
  • 2022年(令和4年)11月8日:4,772人
  • 2021年(令和3年)11月9日:4,503人
  • 2018年(平成30年)11月13日:5,467人
  • 2015年(平成27年)11月10日:5,154人
  • 2012年(平成24年)11月13日:4,859人
  • 2010年(平成22年)11月9日:4,987人
  • 2008年(平成20年)11月18日:5,184人
  • 2005年(平成17年)11月8日:5,016人

利用状況

[編集]

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 3,373
1998年 3,231
1999年 3,095
2000年 3,048
2001年 3,029
2002年 2,988
2003年 3,087
2004年 3,115
2005年 3,159
2006年 3,189
2007年 3,176
2008年 3,219
2009年 3,096
2010年 3,192
2011年 3,344
2012年 3,287
2013年 3,379
2014年 3,253
2015年 3,294
2016年 3,317
2017年 3,334
2018年 3,335
2019年 3,248
  • 平田町駅の利用状況の変遷を下表に示す[6]
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(平田町駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1963年(昭和38年) 628,740 ←←←← 245,904 874,644     開業
1964年(昭和39年) 877,740 ←←←← 263,619 1,140,939      
1965年(昭和40年) 945,540 ←←←← 271,718 1,217,258      
1966年(昭和41年) 1,001,370 ←←←← 270,233 1,271,603      
1967年(昭和42年) 1,001,970 ←←←← 290,802 1,292,772      
1968年(昭和43年) 925,260 ←←←← 316,356 1,241,616      
1969年(昭和44年) 882,090 ←←←← 354,381 1,236,471      
1970年(昭和45年) 835,830 ←←←← 330,938 1,166,768      
1971年(昭和46年) 771,240 ←←←← 304,839 1,076,079      
1972年(昭和47年) 797,520 ←←←← 322,891 1,120,411      
1973年(昭和48年) 828,870 ←←←← 350,500 1,179,370      
1974年(昭和49年) 939,840 ←←←← 367,433 1,307,273      
1975年(昭和50年) 943,710 ←←←← 364,495 1,308,205      
1976年(昭和51年) 934,350 ←←←← 374,572 1,308,922      
1977年(昭和52年) 889,020 ←←←← 394,078 1,283,098      
1978年(昭和53年) 895,320 ←←←← 394,856 1,290,176      
1979年(昭和54年) 879,360 ←←←← 399,293 1,278,653      
1980年(昭和55年) 898,500 ←←←← 432,737 1,331,237      
1981年(昭和56年) 920,730 ←←←← 417,136 1,337,866      
1982年(昭和57年) 916,680 ←←←← 401,054 1,317,734 11月16日 5,844  
1983年(昭和58年) 892,410 ←←←← 373,858 1,266,268 11月8日 5,709  
1984年(昭和59年) 925,710 ←←←← 349,144 1,274,854 11月6日 6,665  
1985年(昭和60年) 928,440 ←←←← 363,640 1,292,080 11月12日 5,738  
1986年(昭和61年) 970,470 ←←←← 365,398 1,335,868 11月11日 6,120  
1987年(昭和62年) 1,044,720 ←←←← 351,170 1,395,890 11月10日 6,349  
1988年(昭和63年) 1,101,270 ←←←← 351,197 1,452,467 11月8日 6,557  
1989年(平成元年) 1,131,510 ←←←← 345,280 1,476,790 11月14日 6,709  
1990年(平成2年) 1,119,000 ←←←← 355,595 1,474,595 11月6日 6,740  
1991年(平成3年) 1,204,410 ←←←← 376,308 1,580,718      
1992年(平成4年) 1,173,000 ←←←← 360,791 1,533,791 11月10日 6,988  
1993年(平成5年) 1,174,770 ←←←← 350,819 1,525,589      
1994年(平成6年) 1,109,550 ←←←← 329,527 1,439,077      
1995年(平成7年) 1,073,370 ←←←← 332,073 1,405,443 12月5日 6,485  
1996年(平成8年) 1,018,950 ←←←← 352,686 1,371,636      
1997年(平成9年) 902,670 ←←←← 328,543 1,231,213      
1998年(平成10年) 872,820 ←←←← 306,549 1,179,369      
1999年(平成11年) 851,490 ←←←← 281,178 1,132,668      
2000年(平成12年) 834,990 ←←←← 277,399 1,112,389      
2001年(平成13年) 825,120 ←←←← 280,540 1,105,660      
2002年(平成14年) 802,830 ←←←← 287,962 1,090,792      
2003年(平成15年) 827,850 ←←←← 301,943 1,129,793      
2004年(平成16年) 822,300 ←←←← 314,840 1,137,140      
2005年(平成17年) 827,820 ←←←← 325,292 1,153,112 11月8日 5,016  
2006年(平成18年) 836,250 ←←←← 327,796 1,164,046      
2007年(平成19年) 829,710 ←←←← 332,864 1,162,574      
2008年(平成20年)   ←←←←     11月18日 5,184  
2009年(平成21年) 819,210 ←←←← 310,687 1,129,897      

駅周辺

[編集]

駅南西にはかつて日本海軍海軍工廠や飛行場など)の施設があったが、この跡地利用策の一環として大規模工場のほか鈴鹿線の誘致(延伸)[7]がなされ、旭化成本田技研工業などの工場が立地している(かつて同地域にあった鐘紡は撤退し、跡地に前述のイオンモール鈴鹿などが立地している[8])。ちなみに、駅周辺の標識や施設・店舗名などの表記においては、平田駅(「平田駅前店」など)と省略したものが多く用いられている。

バス路線

[編集]
駅前ロータリー(2004年7月)

バス停の名称は運行事業者によって異なるが、いずれも駅前ロータリーの同位置に設置されている。なお、津競艇場の本場開催日は競艇場行きの送迎バスが当駅に乗り入れる[10]

運行事業者 乗り場 系統または路線名・行先 備考
平田町駅
三重交通 1 01白子駅西
3071亀山駅
(乗り場出典:[11]
2 53近鉄四日市
71:鈴鹿中央病院、安塚
近鉄平田町駅
C-BUS - 椿平田線鈴鹿ハンター(循環) / 飯野高校(登校日のみ)
白子・平田線白子駅西 / イオンモール鈴鹿
太陽の街・平田線太陽の街 / イオンモール鈴鹿
コミュニティバス

隣の駅

[編集]
近畿日本鉄道
L 鈴鹿線
急行(到着列車のみ)・普通
三日市駅 (L32) - 平田町駅 (L33)

脚注

[編集]
  1. ^ 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ a b 近畿日本鉄道業務局営業企画部『近鉄時刻表 '99年号』1999年3月16日、238頁。 
  3. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月18日閲覧 
  4. ^ 駅別乗降人員 鈴鹿線 - 近畿日本鉄道
  5. ^ 三重県統計書 - 三重県
  6. ^ 三重県統計書(各年度版)、近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」[要出典]
  7. ^ 海軍工廠跡地と鈴鹿市の工場設置(県史あれこれ) - 三重県
  8. ^ 平成19年度第1回鈴鹿市建築審査会会議録” (PDF). 鈴鹿市 (2007年). 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月8日閲覧。
  9. ^ アクセス”. 鈴鹿サーキット. 2023年12月8日閲覧。
  10. ^ 交通アクセス”. ボートレース. ボートレース津. 2023年12月8日閲覧。 “(「郊外サービスバス」を参照)”
  11. ^ 路線バス 時刻・運賃表・停留所 | 平田町駅”. 三重交通. 2023年12月8日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]