岩舟駅
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岩舟駅 | |
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駅舎(2021年11月) | |
いわふね Iwafune | |
◄大平下 (4.1 km) (7.3 km) 佐野► | |
所在地 | 栃木県栃木市岩舟町静 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■両毛線 |
キロ程 | 19.3 km(小山起点) |
電報略号 | イフ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
638人/日(降車客含まず) -2002年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)10月10日[1][2] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
岩舟駅(いわふねえき)は、栃木県栃木市岩舟町静にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)両毛線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)10月10日:両毛鉄道の岩船駅(いわふねえき)として開業[1][2]。
- 1897年(明治30年)1月1日:日本鉄道に譲渡。
- 1902年(明治35年)3月1日:岩舟駅に改称[2]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道国有化[2]。官設鉄道に移管。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体日本国有鉄道(国鉄)発足に伴い、その所属となる。
- 1969年(昭和44年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:無人駅化[3]。以降1990年ごろまで要員機動センター職員による特別改札実施駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカードSuica供用開始。
- 2003年(平成15年)12月1日:再度無人駅化。
- 2006年(平成18年)3月30日:駅舎改築、窓口・事務室部分を撤去。
以前は岩舟人車鉄道と接続し、当駅から石材輸送も行っていた。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する[1]列車交換可能な地上駅。当駅から佐野駅方は複線、大平下駅方は単線となる。両ホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を備える。
足利駅管理の無人駅[1]。簡易Suica改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■両毛線 | 下り | 栃木・小山方面 |
2・3 | 上り | 佐野・桐生・高崎方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 上り定期列車は原則として3番線、下り定期列車は全て1番線を使用する。2番線は上下共用待避線で、一部上り定期列車が使用する。また、佐野止まりの臨時列車の引上線や団体臨時列車や、配給列車、回送列車の待避線としても使用される。
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改札口(2021年11月)
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待合室(2021年11月)
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ホーム(2021年11月)
利用状況
[編集]1日平均乗車人員及び年間乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |||
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年度 | 1日平均乗車人員 (単位:人) |
年間乗車人員 (単位:千人) |
出典 |
2000年(平成12年) | 712 | [4] | |
2001年(平成13年) | 662 | [5] | |
2002年(平成14年) | 638 | [6] | |
2008年(平成20年) | 217 | [7] | |
2009年(平成21年) | 209 | [8] | |
2010年(平成22年) | 203 | [9] | |
2011年(平成23年) | 208 | [10] |
駅周辺
[編集]- 栃木市役所岩舟総合支所
- 岩舟郵便局
- 足利銀行岩舟支店
- 岩舟石の資料館
- 岩船山登山口
- 岩船山高勝寺
- 高岡山高平寺
- 栃木市立岩舟中学校
- 岩舟幼稚園
- 岩船山クリフステージ会場(採石場跡)
- 栃木信用金庫岩舟支店
- フジマート 岩舟店
バス路線
[編集]「岩舟駅」停留所にて、ふれあいバスの路線が発着する。
その他
[編集]- 新海誠監督のアニメ映画『秒速5センチメートル』に、岩舟駅が登場した。作品のイメージが平成初期のため、作中の第1話「桜花抄」における駅舎のシーンには駅員が存在する。現在はストーブも観光案内パンフレットも無く、ベンチのみの無人駅となっている。
- 同じく映画『花とアリス』の冒頭にも登場する。
- 大正時代の駅及び跨線橋は現在よりも東側にあった[11]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、22頁。
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、459頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月19日閲覧。
- ^ “10 運輸・通信” (PDF). 第55回 栃木県統計年鑑 平成21年版. 栃木県. p. 132 (2009年). 2019年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ “10 運輸・通信” (PDF). 第56回 栃木県統計年鑑 平成22年版. 栃木県. p. 132 (2010年). 2019年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ “10 運輸・通信” (PDF). 第57回 栃木県統計年鑑 平成23年版. 栃木県. p. 132 (2011年). 2019年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ “10 運輸・通信” (PDF). 第58回 栃木県統計年鑑 平成24年版. 栃木県. p. 132 (2012年). 2019年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ 岩舟町町制施行40周年 記念要覧2002[リンク切れ]p33
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(岩舟駅):JR東日本