東柏ケ谷
東柏ケ谷 | |
---|---|
町丁 | |
さがみ野駅 | |
北緯35度28分05秒 東経139度25分22秒 / 北緯35.467925度 東経139.422644度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 海老名市 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 14,613 人 |
世帯数 | 7,167 世帯 |
面積([2]) | |
0.96 km² | |
人口密度 | 15221.88 人/km² |
設置日 | 1977年(昭和52年)5月1日 |
郵便番号 | 243-0401[3] |
市外局番 | 046(厚木MA)[4] |
ナンバープレート | 相模 |
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東柏ケ谷(ひがしかしわがや)は、神奈川県海老名市の町名。現行行政地名は東柏ケ谷一丁目から東柏ケ谷六丁目。住居表示実施済み区域[5]。
地理
[編集]市内北東端に位置し、町域は東西約600m、南北約670mの[6]、およそ三角形状の形状を有する。海老名市の他地域とは西の柏ケ谷と狭いくびれで接しているのみの(最狭部は神奈川県道42号大塚本町交差点を挟んで100m足らず[7])飛地のような地区であり、長方形に近い海老名市域において「エビのしっぽ」と表現されるような突出部となっている[7]。周囲は座間市・大和市・綾瀬市に囲まれている[7]。
西で柏ケ谷および綾瀬市寺尾北、北で座間市さがみ野・座間市東原および座間市ひばりが丘、東で大和市上草柳・大和市桜森および綾瀬市蓼川、南で綾瀬市大上とそれぞれ接する(特記ないものは海老名市)。
地内は住宅と工場が大半を占める。
面積
[編集]面積は以下の通りである[2]。
丁目 | 面積(km2) |
---|---|
東柏ケ谷一丁目 | 0.15 |
東柏ケ谷二丁目 | 0.21 |
東柏ケ谷三丁目 | 0.11 |
東柏ケ谷四丁目 | 0.22 |
東柏ケ谷五丁目 | 0.13 |
東柏ケ谷六丁目 | 0.14 |
計 | 0.96 |
地価
[編集]住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、東柏ケ谷4-6-10の地点で18万3000円/m2となっている[8]。
歴史
[編集]江戸時代、当地一帯には相模野の草地が広がり、周辺諸村の秣場(牛馬の飼料・燃料・肥料として用いる草を刈る場所)として利用されていた[7]。当地が海老名市の一部となっているのは、近世末期の時点で当地が柏ケ谷村の一部であっためであるが[7][9]、なぜ柏ケ谷村に含まれるようになったかの経緯は不明である[7]。宝暦7年(1757年)に栗原村(現在の座間市栗原一帯[10])が柏ケ谷村から水を提供される代わりに、柏ケ谷村に田畑を提供したという記録があり、海老名市の郷土史家である片山兵衛は、この際に栗原村から譲渡された土地が東柏ケ谷である可能性を指摘する[7]。
明治時代の町村制施行以後、海老名町(のち海老名市)の大字柏ケ谷の一部であったが[6]、京浜工業地帯からの工場移転に伴う人口増加を受け[6]、1977年(昭和52年)に住居表示を実施して単独の町として成立した[6]。
地名の由来
[編集]沿革
[編集]町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
東柏ケ谷一丁目 | 1977年5月1日 | 大字柏ケ谷 |
東柏ケ谷二丁目 | ||
東柏ケ谷三丁目 | ||
東柏ケ谷四丁目 | ||
東柏ケ谷五丁目 | ||
東柏ケ谷六丁目 |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)1月1日現在(海老名市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
東柏ケ谷一丁目 | 1,050世帯 | 2,114人 |
東柏ケ谷二丁目 | 1,555世帯 | 2,822人 |
東柏ケ谷三丁目 | 667世帯 | 1,291人 |
東柏ケ谷四丁目 | 1,390世帯 | 3,071人 |
東柏ケ谷五丁目 | 1,226世帯 | 2,603人 |
東柏ケ谷六丁目 | 1,279世帯 | 2,712人 |
計 | 7,167世帯 | 14,613人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[12] | 12,394
|
2000年(平成12年)[13] | 12,675
|
2005年(平成17年)[14] | 14,629
|
2010年(平成22年)[15] | 14,533
|
2015年(平成27年)[16] | 14,422
|
2020年(令和2年)[17] | 14,732
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[12] | 5,026
|
2000年(平成12年)[13] | 5,328
|
2005年(平成17年)[14] | 6,100
|
2010年(平成22年)[15] | 6,244
|
2015年(平成27年)[16] | 6,346
|
2020年(令和2年)[17] | 7,008
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[18]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
東柏ケ谷一丁目 | 全域 | 海老名市立柏ケ谷小学校 | 海老名市立柏ケ谷中学校 |
東柏ケ谷二丁目 | 全域 | ||
東柏ケ谷三丁目 | 全域 | ||
東柏ケ谷四丁目 | 全域 | 海老名市立東柏ケ谷小学校 | |
東柏ケ谷五丁目 | 全域 | ||
東柏ケ谷六丁目 | 全域 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[19]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
東柏ケ谷一丁目 | 72事業所 | 335人 |
東柏ケ谷二丁目 | 152事業所 | 784人 |
東柏ケ谷三丁目 | 108事業所 | 851人 |
東柏ケ谷四丁目 | 48事業所 | 695人 |
東柏ケ谷五丁目 | 56事業所 | 923人 |
東柏ケ谷六丁目 | 46事業所 | 456人 |
計 | 482事業所 | 4,044人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 527
|
2021年(令和3年)[19] | 482
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 4,251
|
2021年(令和3年)[19] | 4,044
|
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路
[編集]国道
- 国道246号 - 大和市との市境上の相模大塚交差点が旧道(国道指定区間)の終点にあたる。
主要地方道
- 神奈川県道40号横浜厚木線 - 東からさがみ野駅付近を経由して南へ抜ける。
- 神奈川県道42号藤沢座間厚木線 - 柏ケ谷との境界をなす。
施設
[編集]厚木海軍飛行場があった(海老名市域1,102m2)が、このうち海老名市域の1,102m2を米軍が2017年6月30日に国へ返還した[要出典]。
東柏ケ谷一丁目
- 東柏ケ谷近隣公園
東柏ケ谷二丁目
東柏ケ谷三丁目
東柏ケ谷四丁目
- ドリームシティさがみ野 - 分譲住宅地。
- 中村屋神奈川工場
東柏ケ谷五丁目
東柏ケ谷六丁目
- 海老名市立東柏ケ谷小学校
- さがみ野中央病院
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “オープンデータ「統計えびな-令和4年版-」 B人口” (XLSX). 海老名市 (2023年5月29日). 2023年8月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b “海老名市の地区別面積一覧” (PDF). 海老名市. 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b “東柏ケ谷の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示”. 海老名市 (2021年8月30日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b c d “東柏ケ谷”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「エビのしっぽ」はなぜ生まれた? 海老名・東柏ケ谷地区. 神奈川新聞 2023年7月9日閲覧。.。同記事は47newsにも収録。
- ^ “国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “柏ケ谷村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “栗原(近代)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区を知りたい。”. 海老名市. 2014年2月18日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “海老名市立小・中学校学区”. 海老名市 (2022年12月1日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典14. 神奈川県』角川書店、1984年。ISBN 4040011406。
脚注
[編集]出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座間市さがみ野 | 座間市東原 | 座間市ひばりが丘 | ||
柏ケ谷 | 大和市上草柳/大和市桜森 | |||
東柏ケ谷 | ||||
綾瀬市寺尾北 ※一点のみで隣接 |
綾瀬市大上 | 綾瀬市蓼川 |