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流涎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

流涎(りゅうぜん、 sialorrhea)とは、(よだれ)を垂れ流すこと。

成因

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  1. 唾液分泌過多
  2. 口腔咽頭麻痺、嚥下運動障害
  3. 疼痛による嚥下困難
  4. 機能障害は無いが、唾液を嚥下せず、垂れ流す。(乳児にみられる)

病的意義

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分泌過多や唾液を嚥下しない場合には、病的意義は薄く、治療を必要としない。

  1. 口腔・咽頭の腫瘍による閉塞
  2. 中枢・末梢神経疾患による麻痺・嚥下障害(球麻痺,仮性球麻痺など)
  3. 急性喉頭蓋炎咽頭後壁膿瘍などによる疼痛のため嚥下できない

といった場合には、原疾患の治療が行われる。