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葛温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
葛温泉
高瀬館の混浴露天風呂
温泉情報
所在地 長野県大町市
交通 鉄道 : 大糸線信濃大町駅よりタクシーで約20分
泉質 硫黄泉
泉温(摂氏 80 °C
宿泊施設数 3
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葛温泉くず おんせん)は、長野県大町市平(旧国信濃国)にある温泉

景勝地として知られる高瀬渓谷に位置し、また、上流に高瀬ダムがあり、北アルプス烏帽子岳への登山口でもある。

泉質

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湯量が豊富で大町温泉郷木崎湖温泉は、当温泉からの引湯により開かれた温泉である[1][3]

温泉街

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日本秘湯を守る会にも属する「葛温泉仙人閣」、「高瀬館」、および「温宿かじか」の3軒が存在する[4]

歴史

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慶応年間に食に困った里人が、葛根を採りに登山した際に発見したことから、葛温泉の名が付いたとされる[2]。古文書の記録に拠れば、開湯は安永年間(1772年~1780年)という[3]

昭和44年(1969年8月11日高瀬川の水害(通称、44災)では、3軒すべてが流出し、多大な被害を受けた[5][6]

アクセス

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ギャラリー

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c 温泉地詳細[葛温泉 | 日本温泉協会]”. 一般社団法人 日本温泉協会 ~温泉名人~. 2021年9月16日閲覧。
  2. ^ a b 仙人閣 - 日本秘湯を守る会 公式Webサイト” (jp). 日本秘湯を守る会. 2021年9月16日閲覧。
  3. ^ a b ようこそ大町温泉郷へ | 大町温泉郷”. www.omachionsen.jp. 2021年9月16日閲覧。
  4. ^ 高瀬渓谷・葛温泉・七倉温泉エリア | 大町市観光協会”. kanko-omachi.gr.jp. 2021年9月16日閲覧。
  5. ^ 大町ダムについて/ダムができるまで|大町ダム・龍神湖”. www.hrr.mlit.go.jp. 2021年9月16日閲覧。
  6. ^ 集中豪雨災害大町市”. www.city.omachi.nagano.jp. 2021年9月16日閲覧。
  7. ^ 予約制乗合タクシー|長野県大町市観光協会”. www.kanko-omachi.gr.jp. 2021年9月16日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯36度29分29秒 東経137度44分37秒 / 北緯36.491275度 東経137.743642度 / 36.491275; 137.743642