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長沼六男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ながぬま むつお
長沼 六男
生年月日 1945年
出生地 日本の旗 日本長野県飯田市
民族 日本人
職業 撮影監督
受賞
日本アカデミー賞
最優秀撮影賞
1992年おろしや国酔夢譚
2002年たそがれ清兵衛
2006年武士の一分
撮影賞
1993年学校
1996年学校II
2000年十五才 学校IV
2004年半落ち』、『隠し剣 鬼の爪
2008年母べえ
2009年沈まぬ太陽
2014年ふしぎな岬の物語[1]
その他の賞
日本映画技術賞(2000年)
映像技術賞(2002年)
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長沼 六男(ながぬま むつお、1945年 - )は、日本映画カメラマン

来歴

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長野県下伊那郡上久堅村(現・飯田市)出身。長野県飯田工業高等学校卒業後、1968年に松竹撮影所に入社[2]。1978年『新・人間失格』でカメラマンデビュー。1989年よりフリー[3]

『男はつらいよ 寅次郎紅の花』以後は『母べえ』(2007年)まで山田洋次作品の常連スタッフとなる。

2004年に紫綬褒章[3]、2016年に旭日小綬章を受章[4]

主な作品

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映画作品

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公開年 作品名 監督 制作(配給)
1978年 新・人間失格 吉留絋平 ATG
1980年 サッちゃんの四角い空 長谷部利朗山田健 松竹
土佐の一本釣り 前田陽一 松竹
1981年 なんとなく、クリスタル 松原信吾 松竹
1982年 次郎長青春篇 つっぱり清水港 前田陽一 松竹
1983年 ふしぎな国 日本 松林宗恵 松竹
魚影の群れ 相米慎二 松竹
喜劇 家族同盟 前田陽一 松竹
1985年 聖女伝説 村川透 松竹
KIDS 高橋正治 松竹
1987年 青春かけおち篇 松原信吾 松竹
光る女 相米慎二 東宝
1988年 クレイジーボーイズ 関本郁夫 松竹
1989年 座頭市 勝新太郎 松竹
1990年 マリアの胃袋 平山秀幸 アルゴプロジェクト
1992年 おろしや国酔夢譚 佐藤純彌 東宝
1993年 結婚 中井・鷲尾御両家篇 長尾啓司 松竹
夢の女 坂東玉三郎 松竹
学校 山田洋次 松竹
1994年 雷電 薬師寺光幸 ヒーロー
1995年 時の輝き 朝原雄三 松竹
男はつらいよ 寅次郎紅の花 山田洋次 松竹
1996年 学校II 山田洋次 松竹
虹をつかむ男 山田洋次 松竹
1997年 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇 山田洋次 松竹
虹をつかむ男 南国奮斗篇 山田洋次 松竹
1998年 てなもんや商社 萬福貿易商社 本木克英 松竹
学校III 山田洋次 松竹
あ、春 相米慎二 松竹
2000年 釣りバカ日誌イレブン 本木克英 松竹
十五才 学校IV 山田洋次 松竹
2001年 親分はイエス様 斎藤耕一 グルーヴコーポレーション
2002年 たそがれ清兵衛 山田洋次 松竹
2004年 半落ち 佐々部清 東映
油断大敵 成島出 ゼアリズエンタープライズ
隠し剣 鬼の爪 山田洋次 松竹
2006年 不撓不屈 森川時久 角川ヘラルド映画
武士の一分 山田洋次 松竹
2007年 母べえ 山田洋次 松竹
2008年 築地魚河岸三代目 松原信吾 松竹
2009年 沈まぬ太陽 若松節朗 東宝
2010年 最後の忠臣蔵 杉田成道 ワーナー・ブラザース映画
2013年 草原の椅子 成島出 東映
2014年 ふしぎな岬の物語 成島出 東映

オリジナルビデオ作品

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販売年 作品名 監督 制作(配給)
1994年 雀鬼伝説 蒼き狼たち 佐藤敏宏 ビデオチャンプ
1995年 本気!3 広瀬襄 日本映像
仁義4 瀬島光雄 日本映像
仁義5 関東頂上決戦 貞永方久 日本映像
仁義6 全面報復戦争 松井昇 日本映像
1996年 仁義7 代理抗争勃発 松井昇 日本映像
1997年 本気!7 激突篇 村田忍 日本映像
1999年 本気!11 陽炎編 村田忍 日本映像
本気!12 野望編 村田忍 日本映像
本気!13 任侠編 村田忍 日本映像
2000年 本気!16 報復篇 村田忍 日本映像
2001年 仁義29 極道死体強奪 松井昇 日本映像

脚注

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出典

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