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ソレダル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • ソレダール[1]
ソレダル

Соледа́р (ウクライナ語) (Soledar)
市
ソレダルの旗
旗		ソレダルの紋章
紋章
ソレダルの位置（ウクライナ内）
ソレダル
ソレダル
ソレダルの位置（ドネツィク州内）
ソレダル
ソレダル
座標：北緯48度41分 東経38度06分 / 北緯48.683度 東経38.100度 / 48.683; 38.100座標: 北緯48度41分 東経38度06分 / 北緯48.683度 東経38.100度 / 48.683; 38.100
国  ウクライナ
州 ドネツィク州の旗 ドネツィク州[2]
ラヨン（地区） バフムート地区（ウクライナ語版、英語版）[2]
フロマーダ ソレダル・フロマーダ[2]
市 ソレダル
標高
 100 m
人口
（2021年）
 • 合計 10,692人
区画コード[注釈 1] UA14020090010053316[2]

ソレダル（ウクライナ語: Соледа́р, 発音ⓘ）は、ウクライナ東部ドネツィク州（オーブラスチ）のバフムート地区（ウクライナ語版、英語版）の市である[2]。市名は両ウクライナ語およびロシア語で「塩の贈り物」と訳される。人口は2021年推計で10,692人[4]。

歴史

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17世紀後期中、ドン・コサック軍がドンバス地域に定住した[5]。

1881年、最初の岩塩坑が村の近隣に設立され、数年後にはその他の岩塩坑が現れた。

1965年、集落はカール・リープクネヒトの名に由来したKarlo-Libknekhtovsk町となった[6]。1991年7月にはソレダルへ改名された。

1989年の人口は12,305人であった[7][6]。2001年の人口は13,151人である。

2022年ウクライナ戦争ではロシア軍による攻撃を受け激戦地となり、年が明けても戦闘が続いた（ソレダルの戦い）[8]。

2023年1月16日、ロシア軍はソレダルを占領したことを発表。その後、ウクライナ軍もソレダルから軍を撤退させたことを発表している[9]。

交通

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鉄道駅[6]

産業

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欧州最大規模の製塩所を有しており、ウクライナの国内生産量の9割以上を占めていた。ウクライナがソレダルの支配を喪失して以降、ウクライナは塩の純輸出国から輸入国に転落する一方、ロシアは国内生産量を1割以上増やし、塩の輸出国に転じている[10]。

言語による人口統計

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2001年ウクライナ国勢調査時の母語の割合:[11]

ギャラリー

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  • シル駅
    シル駅
  • 岩塩坑入口
    岩塩坑入口
  • 岩塩坑内
    岩塩坑内
  • ソルダル岩塩坑の地下サッカー場とコンサート・ホール
    ソルダル岩塩坑の地下サッカー場とコンサート・ホール

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ 地理情報の符号化によってウクライナの地方自治体の行政区画ごとに付けられた識別符号[3]。

出典

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  1. ^ 日本放送協会 (2022年5月13日). “ロシア軍 東部の一部で守勢に 南部では支配の既成事実化強める”. NHKニュース. 2022年6月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e “Соледар - Донецька область”. decentralization.gov.ua. 2022年6月11日閲覧。
  3. ^ “Кодифікатор адміністративно-територіальних одиниць та територій територіальних громад” (ウクライナ語). ukrstat.gov.ua. 2022年7月6日閲覧。
  4. ^ “Чисельність наявного населення України на 1 січня” (PDF) (ウクライナ語). Державна служба статистики України. p. 15 (2021年). 2022年6月10日閲覧。
  5. ^ "Donets Basin" (Donbas), pp.135–136 in: Historical Dictionary of Ukraine. Ivan Katchanovski, Template:Iw2, Bohdan Y. Nebesio, Myroslav Yurkevich. Lanham : The Scarecrow Press, Inc., 2013. 914 p. ISBN 081087847X
  6. ^ a b c Карло-Либкнехтовск // Большой энциклопедический словарь (в 2-х тт.). / редколл., гл. ред. А. М. Прохоров. том 1. М., "Советская энциклопедия", 1991. стр.550
  7. ^ Всесоюзная перепись населения 1989 г. Численность городского населения союзных республик, их территориальных единиц, городских поселений и городских районов по полу
  8. ^ “ロシア軍、バフムート近郊のソレダル奪取へ再攻勢”. CNN.co.jp. CNN. (2023年1月10日). https://www.cnn.co.jp/world/35198360.html 2023年1月13日閲覧。 
  9. ^ “ウクライナ軍、ソレダルからの撤退を認める　反撃に備えたものと説明”. BBC (2023年1月20日). 2023年1月28日閲覧。
  10. ^ “ウクライナ、敵に「国民の誇り」塩奪われる…露が岩塩鉱占領で輸出国から輸入国に”. 読売新聞. (2024年2月7日). https://www.yomiuri.co.jp/world/20240207-OYT1T50001/ 2024年2月7日閲覧。 
  11. ^ http://www.ukrcensus.gov.ua
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