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gloops

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(旧)株式会社 gloops
gloops,Inc.
株式会社Gloops(2014年)
株式会社Gloops(2014年)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
106-0032
東京都港区六本木一丁目四番五号 アークヒルズサウスタワー 6F
設立 2005年8月2日
業種 情報・通信業
法人番号 3010401095767 ウィキデータを編集
事業内容 ソーシャルアプリケーション事業
代表者 李 仁(代表取締役社長)
資本金 2600万円
純利益 13億5300万円(2020年06月30日時点)[1]
総資産 3億2200万円(2020年06月30日時点)[1]
決算期 12月
主要株主 ジーアールドライブ 100%
関係する人物 梶原吉広(創業者)
暇空茜(元社員)
外部リンク gloops.com (キャッシュ)
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株式会社gloops(グループス)は、かつて存在した日本コンピュータゲーム制作会社。ソーシャルゲームの開発・運営を主業務としていた。

沿革

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  • 2005年8月2日 - 梶原吉広が広告代理店を手がける企業「グローバルメディアソリューション」を設立。
  • 2008年 - 携帯電話向けのSNS「REAL」の運営を開始。
  • 2009年3月27日 - REALにて、渋谷を舞台にしたゲーム『渋谷クエスト』の提供を開始[2]
  • 2010年2月15日 - モバゲータウンで『渋谷クエスト』の提供を開始[3]
  • 2010年7月 - モバゲータウン向けソーシャルゲーム『大乱闘!!ギルドバトル』の提供を開始[4]
  • 2011年8月18日 - Mobage向けソーシャルゲーム『大熱狂!!プロ野球カード』の提供を開始。
  • 2011年8月29日 - 商号をgloopsへ変更[5]
  • 2012年4月16日 - 梶原吉広を代表取締役会長、川方慎介を代表取締役社長とする人事異動を発表[6]
  • 2012年10月1日 - ネクソンが365億円でgloopsを完全子会社化。買収時の持ち株比率は、梶原吉広(会長)88.88%、池田秀行(CTO)5.56%、植頭啓行(CFO)5.56%。社長の持ち株はなし。売却時の年商は237億5500万円[7]
  • 2013年6月29日 - 池田秀行が代表取締役に就任
  • 2017年4月28日 - 李仁が代表取締役に就任
  • 2019年12月1日 - ブラウザゲーム事業を会社分割し、同事業を継承するMYLOOPSの全株式がマイネットに売却された。
  • 2020年2月1日 - ネクソンがgloopsの全株式を譲渡価額1円でジーアールドライブへ譲渡し同社へ売却[8]
  • 2021年7月21日 - 親会社のジーアールドライブに吸収合併され解散

事業

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前身であるグローバルメディアソリューションは当初、広告代理店として設立されたが、SNSの流行を受けてインターネット事業を開始する[5]。その後、2010年にモバゲータウン向けに『渋谷クエスト』をリリースしたことを機にソーシャルゲームに事業を集中し[5]、以後、MobageをはじめmixiやFacebookモバイルにソーシャルゲームを提供している[6]

2011年11月21日に運営中のソーシャルゲームの累計会員数が1000万人を突破し[9]、2012年4月25日にはMobageのパートナー企業の中で最も多くのユーザーの支持を集めた企業として「Partner of the Year 2011」を受賞する[10]など人気を集めているが、一方で2011年9月5日には、gloopsがリリースした「大熱狂!!プロ野球カード」を巡り、コナミデジタルエンタテインメントから知的財産権侵害で提訴されている[11]

また、「とことん野球応援プロジェクト」と題したプロジェクトを展開しており[12]、2012年のMLB開幕戦の冠スポンサーとなった[13]

子会社

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  • アメリカ子会社:gloops International Inc.
  • ベトナム子会社:gloops Vietnam Co., Ltd.

関連項目

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出典

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  1. ^ a b 株式会社gloops 第16期決算公告
  2. ^ 渋谷を舞台にした無料RPG「渋谷クエスト」”. ケータイ Watch (2009年3月19日). 2012年4月10日閲覧。
  3. ^ 渋谷を舞台にしたRPG型ソーシャルゲーム「渋谷クエスト」-モバゲーに登場”. シブヤ経済新聞 (2009年3月19日). 2012年4月11日閲覧。
  4. ^ gloops International CEO冨田由紀治氏インタビュー 日本で快進撃を続けるSAPのグローバル戦略を聞く”. GAME Watch (2012年3月23日). 2012年4月10日閲覧。
  5. ^ a b c 世界市場を狙う業界の風雲児・gloops梶原吉広社長インタビュー【ソーシャルゲームの成功者に訊くVol.1】”. ファミ通.com (2011年10月2日). 2012年4月10日閲覧。
  6. ^ a b gloops、ソーシャルゲーム「大召喚!!マジゲート」の発表会”. ケータイ Watch (2012年4月16日). 2012年5月10日閲覧。
  7. ^ 株式会社gloopsの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
  8. ^ ネクソン、365億円で買収したgloopsを1円で売却【追記】”. Social Game Info (2019年12月24日). 2019年12月25日閲覧。
  9. ^ gloops、ソーシャルゲームの累計会員数が1000万人突破”. Social Game Info (2011年11月21日). 2012年4月11日閲覧。
  10. ^ 「Mobage Award 2011」はgloopsや「戦コレ」「アイマス」らが受賞”. CNET Japan (2012年4月26日). 2012年5月10日閲覧。
  11. ^ コナミ、ソーシャルゲーム会社を提訴 「プロ野球ゲームが知的財産権侵害」”. ITmedia (2011年9月5日). 2012年4月11日閲覧。
  12. ^ とことん野球応援プロジェクト”. gloops. 2012年4月10日閲覧。
  13. ^ 2012 MLB グループス 開幕戦”. 読売新聞. 2012年4月10日閲覧。
  14. ^ 広告スポンサー決定のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2012年1月31日). 2012年4月10日閲覧。
  15. ^ 野球ゲームを手がけるgloops、楽天イーグルスとオフィシャルスポンサーシップ契約締結!”. SPApp! (2012年3月22日). 2012年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月10日閲覧。
  16. ^ 「大乱闘シリーズ」の会社がレンジャーズと提携”. デイリースポーツオンライン (2012年3月20日). 2012年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月10日閲覧。

外部リンク

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